トライアルホールディングスは9月10日、トライアル業態の8月の既存店が前年割れになったと発表した。既存店売上高は98.3%で、内訳は客数94.6%、客単価103.9%。客数の落ち込みを客単価でカバーしきれなかった。
 
 この理由としてトライアルは、前年同月が既存店売上高109.3%、客数105.8%、客単価103.3%と高い数値だったことによる反動減に加え、粗利改善策の影響により客数が落ち込んだことだとしている。
 
 これにより、2021年6月から25年7月まで50カ月連続で既存店を伸ばし続けてきた記録が途絶えた。