イオンは4月4日、2025年2月期業績が減益になる見通しだと発表した。

 同日、業績見通しの修正を発表した。営業収益は期初予想に対して1340億円増の10兆1340億円と過去最高売を更新する見通しの一方、各利益段階では下方修正を行い、営業利益が330億円減の2370億円、経常利益が360億円減の2240億円、当期純利益が175億円減の285億円になる見通しだとした。当初は24年2月期に対して増益見通しだったが、この修正で一転、減益見通しとなる。

 営業収益はすべてのセグメントにおいて増収となる一方、営業利益については、総合金融、ディベロッパー、サービス・専門店の各事業で増益を確保するものの、小売事業において荒利率の改善が想定通りに進まず、トータルで減益見通しとなったという。