「勝売繁盛」をテーマに、PALTACは1月30日、31日の両日、展示会「PALTACフェア2025」をマイドームおおさか(大阪市)で開催した。建物の1~3階を使い、生活者の暮らしをより豊かにする「商品と売り場」と、流通全体の最適化・効率化に向けた「機能」の二軸で展開。ドラッグストアを中心とした流通幹部・バイヤーなど取引先約1500人が来場した。
会場の構成は、一番上の階から順に降りていきながら見て回れる順路を組んだ。まず3階の会場入り口そばに大きく配置したのが「機能紹介コーナー」だ。デジタル化やデータ活用を通じ、店頭活性化、流通プロセスの効率化を実現する同社独自のソリューションを一堂に集約。①店舗ソリューション、②セールスプロモーション、③物流ソリューション、④ITソリューションの四つの機能を具体例を交えて紹介した。中で店舗ソリューションでは、サプライチェーンのムリ・ムダ・ムラを解消することで、小売りの利益改善へとつなげた事例をアピール。また小売り・メーカー・PALTACの三者で店頭情報を共有できる情報連携プラットフォーム「PITシステム」の新機能などについて説明した。