PALTACは、今期、初めて長期ビジョンとそれに基づく中期経営計画を策定した。吉田拓也社長は、「流通業界が直面する様々な問題を解決するには、中間流通業も社会が求めるイノベーションを起こす必要がある。そのためには、10~15年先の社会の変化を予想し、そこに向けた価値創造が必要と考えた」と、長期ビジョン策定の狙いを説明。3年間の中期計画も長期ビジョンで目指す姿に照らし、この3年間に何をするかという視点でまとめた。

 長期ビジョンでは、既存事業で構築した基盤を生かして新規事業領域に挑戦、新たな売り上げを作ることで、売上高2兆円を目指す。そこへのマイルストーンとして、中計では、2027年3月期に売上高1兆2700億円、営業利益300億円を目標に掲げた。

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