ファミリーマートは、今年9月の創立45周年に向け、「あなたのいちばんを、たくさんつくる。『いちばんチャレンジ』」を合言葉にキャンペーンを展開する。同社の活動の土台である、「おいしい」「ちょっとおトク」「わくわく楽しい」「ステキが見つかる」「革新的・最先端」「環境にやさしい」「働きたい」「地域に愛される」の観点から一番を目指す取り組みを実施する。
「一番を目指す」は、細見研介前社長が就任時から掲げていたテーマだ。社長就任直後、渋谷に「そろそろ、No.1を入れ替えよう。」の広告を打ち業界を沸かせたが、単なる話題づくりではなかった。「小さな分野でも、ナンバーワンを取っていくぞという、社内に向けた気合を込めたメッセージ」(細見前社長)であり、今回のキャンペーンも、小さい分野で一番を取り、それを積み重ねることでお客に一番に選ばれる店、選ばれるブランドになるという意味を込めた。
まず、「おいしい」では、看板商品のおむすびを「ふわうま製法」で刷新するほか、6月までにカスタマイズ可能な新型コーヒーマシンの全店導入を完了させる。
「おトク」の観点では、恒例の「増量キャンペーン」をパワーアップし、50%増量する取り組みを3月24日から開催する。また、金曜日限定だった冷凍食品・日配品の「おトクな曜日」に火曜日を追加などの取り組みを行う。
「楽しい」は、アニメなどとIPコラボを増やすほか、店頭アミューズメントの導入を加速する。
「ステキ」では、「コンビニエンスウェア」を強化、周年記念やブランド初などのアイテムを新たに投入していく。
「革新的・最先端」では、個人の作品をブロマイドやシールとして販売できる「ファミマ・プリント・クリエイターズ」に加え、今年2月に親会社の伊藤忠商事が資本提携したブックオフとの新サービスも検討中。また、店舗運営では、AIやロボット活用で業務の効率化を図るほか、お客一人ひとりに合わせた情報を提供する「メディアコマース」を進化させる。
「環境」では、廃棄ロス削減に向け、冷凍弁当・冷凍おむすびの販売エリアを順次拡大するほか、ご当地バージョンの「涙目シール」など、独自性のある施策を計画中だ。
「働きたい」では、今秋、コンビニエンスウェアの思想を取り入れたユニフォームに刷新する。
「地域に愛される」では、地産食材を使ったメニュー開発やアニメなどの「聖地」に合わせたラッピング店舗の展開、ご当地アイドルとのコラボなど、地域コミュニティの核となる店づくりを強化する。
細見氏は2月末で退任したが、「全従業員が一番チャレンジを続けることがお客様に一番選ばれるコンビニになる」として、後任の小谷建夫新社長の下でも挑戦を続けることになる。
(冒頭写真 キャンペーンを告知する細見研介前社長(写真左から2人目))
















