アルピコホールディングス(HD)は、子会社のデリシアが、2月26日、公正取引委員会から「独占禁止法(優越的地位の濫用)に抵触するおそれがある行為があった」との警告を受けたと発表した。

 デリシアは、遅くとも2022年4月1日から25年7月6日までの間、新規開店、改装開店、または売り場変更に際し、納入業者に商品の陳列などの作業を無料で行わせていた。これが独占禁止法に抵触するおそれがあるとして、警告を受けた。

 なお、アルピコHDによれば、本件において課徴金納付命令は受けておらず、また、現在、警告の対象となった行為は行っていないという。さらに、再発防止に向け、新規開店、改装開店または売り場変更に際し、従業員を派遣した納入業者に対し、派遣実施報告書の提出を求め、その派遣に要した費用を適切に支払う体制に改めた。加えて、デリシアの全役職員を対象に、独占禁止法に関する定期的な研修を実施し、コンプライアンス意識の向上を図るほか、アルピコHDによる内部監査項目を拡充し、取引適正化状況を厳格に監督するとしている。