セブン&アイ・ホールディングス(HD)は1月5日、スティーブン・ヘイズ・デイカス社長の年頭挨拶を公表した。

 25年5月に就任したデイカス社長は冒頭、「2026年は、私たち経営チームが皆様と共に迎える最初の年です」「昨年来、私たちは、ガバナンス体制を強化し、事業全体のより強固な連携を図ってきました。世界のセブンイレブンが、一つのチームとして、より迅速に変化に対応する取り組みが始まっています」と述べた。

 そして、国内外のインフレ進行や地政学的リスクの顕在化といった環境に触れた上で、それらの課題を成長機会に変えていけば新たな成功を勝ち取ることができるとして、「お客様の期待を上回る価値の提供」「DXを活かした新たな利便性の創出とラストワンマイル体験の強化」「食の分野でのリーダーシップ推進」「コスト管理」という四つの主要な取り組みに集中すると宣言した。

 セブン&アイHDは目下、コンビニ事業に集中する形での成長戦略を推進している。デイカス社長は「私たちの目標は、いつでも、どこでも、その便利さで『お客様に最初に選ばれる存在』になること」「『信頼と誠実』『変化への対応』という創業者の精神を事業の中心に据え続ける必要があります」「世界のセブンイレブンで、一つの共有化されたカルチャーを持ちながら、『グローバルブランドとしてのセブンイレブンの存在意義』を再定義し、グローバル成長を加速するための変革を推進していきます」とグローバル企業としての成長に意気込みを示した。