コンパクトな売り場作りでヤオコーの魅力を引き出す
精肉売り場を核に、時間帯に合わせた商品展開で、600坪が標準のヤオコーの魅力を440坪の売り場にも落とし込んでいく。ヤオコーは11月7日、6月開業の杉並桃井店(東京都杉並区)に続き、東京23区への出店2店舗目となる「ヤオコー板橋四葉店」(板橋区)をオープンした。同社にとっては200店舗目となる節目の店でもある。
同店は、国道17号と都道446号が交わる新四葉交差点付近に立地。自動車販売店跡地への出店で、店舗形態は2階が売り場のピロティタイプとなり、1階は駐車場51台を備える。東武東上線の下赤塚駅、東京メトロ有楽町線・副都心線の地下鉄赤塚駅、都営三田線の新高島平駅と複数の駅に囲まれており、都心へのアクセスがしやすいため、周辺の人口・世帯数は増加傾向で推移している。同社広報によると1km圏内の商圏人口は、30〜50代の構成比が板橋区や埼玉県平均よりも高い43.6%。10代未満と10代も同区平均より高く、ファミリー層が多く住むため、主要ターゲットをヤングミドル層に位置づけた。


















