食品スーパー大手アークスの会長である横山清氏(写真)が、北海道の食品スーパーダイイチの大株主の10位に浮上したことがわかった。ダイイチが5月に発表した半期報告書で明らかになった。
報告書によると、横山氏はダイイチの株式の14万4000株を所有しており、自己株式を除く総数に占める割合は1.28%になる。半年前の2024年9月期末時点では、10位に商工組合中央金庫が12万6000株(所有割合1.11%)でランクインしていた。
ダイイチの最大の大株主はイトーヨーカ堂で343万2000株(30.42%)を保有している。続いて取引先持株会が46万8000株(4.15%)、ステートストリートバンクアンドトラストクライアントが41万株(3.64%)、ダイイチの若園清社長が27万4000株(2.43%)となる。
ダイイチは道内に26店舗を展開する、売上高518億円、営業利益19億円(24年9月期)の優良企業。今年はヨーカ堂撤退後のアリオ札幌ショッピングセンターに3月、最大規模の店舗となる「アリオ札幌店」を開業している。