リテールパートナーズは5月26日、傘下のスーパー(SM)、丸久が宮崎市のSM企業、永野を買収すると発表した。永野は、宮崎県北部と宮崎市内において、SM業態の「ナガノヤ」6店舗、「ウメコウジ」2店舗を運営している。焼肉のたれやぽん酢などのPB開発とユーモアのあるネーミングの開発商品(惣菜、精肉、水産)で知られ、県外の消費者の間でも知名度が高いという。
リテールパートナーズは、丸久の経営資源やノウハウを活用し、永野の経営基盤と企業体質を更に強化させる。また宮崎県で28店舗を展開するマルミヤストアを含めリテールパートナーズとして、永野が持つ差別化商品やブランド力を活用するとともに、九州南部のグループ企業との物流機能活用などによるシナジー効果創出も見込む。
なお、株式の譲渡は6月30日を予定している。取得価額は非公開。
(冒頭写真は永野のホームページ)