三井不動産は5月16日、オムニチャネルサービスの強化を目指し、ECプラットフォーム「ecforce」を提供するSUPER STUDIOと戦略的資本業務提携の契約を締結したと発表した。 三井不動産はベンチャーキャピタル「グローバル・ブレイン」と共同で運営するスタートアップ投資事業を通じて、SUPER STUDIOが行う第三者割当増資を引き受ける。これまでの出資分と合わせ、SUPER STUDIOは三井不動産の持ち分法適用会社になる。

 これまでSUPER STUDIOと三井不動産は、2022年の本グロース事業からの資金調達を機に、両社でリアルとデジタルを掛け合わせ、コマース事業者の成長を支援するための取り組みを継続してきた。例えば、骨格診断やカラー診断などを店頭で実施する「LaLaport CLOSET」のDX推進や館内まとめて試着・購入サービスの新規企画などを実現している。今後はこれまでの取り組みをより深化させ、オムニチャネルサービスの進化を推進していく方針だ。

これまでのSUPER STUDIOと三井不動産の取り組み