三井不動産は12月6日、台湾初となる「ららぽーと台中」を2023年春にグランドオープンすると発表した。これに先駆け、南館(約40店舗)が23年1月17日にプレオープンする。

ららぽーと台中完成イメージ

 店舗面積約6万8000㎡の施設内には約300店舖が出店。先行オープンする南館には、台湾初となるロピア(冒頭イメージ)が開業。店内のイートインコーナーでは、新業態「肉処 肉源」「日本橋 魚萬」を開設し、同店で取り扱う食材を使った肉料理や海鮮丼などを販売する。さらに、肉割烹の「黒泉」も出店し、肉のコース料理を提供するという。

 また、ユニクロとGUの2ブランド共同のグローバル大型店や、日系アパレル・雑貨店「niko and …」の台湾最大規模店舗といった注目の新業態店舗が出店。無印良品の台中エリア最大店舗、ニトリ、ハンズ、ABCマート、マツモトキヨシ、台中エリア初出店のアカチャンホンポなどもオープンする。 

「ららぽーと台中」は台湾鉄道台中駅から徒歩約6分の市街地エリアに位置し、5㎞圏内に約100万人、自動車で30分圏内には約220万人が居住する肥沃な商圏だ。また、台中市は、年間4500万人超の観光客が訪れる観光都市でもあることから、18年に開業した「三井アウトレットパーク 台中港」とシナジー創出を図る。