三井不動産は2025年5月より、「三井ショッピングパーク ららテラス川口」(埼玉県川口市)を開業する予定だ。

  JR川口駅前の「旧そごう川口店」をリニューアル。スーパーや生活雑貨店などを核としたライフスタイル型商業施設として生まれ変わる。

 ららテラス川口は、JR京浜東北線「川口」駅東口からペデストリアンデッキで接続されており、駅至近の交通利便性が優れた場所に立地。また、駅前交通広場のバス停には約30系統の路線バスが乗り入れていることから、多方面からのアクセスも可能だ。 

 建物は地下1階〜8階建て構造で、店舗面積は6500坪。コンセプトは「在るもので、新しく」〜川口のレガシーを継承した、新たな街のランドマーク〜 。「旧そごう川口店」のレガシーである大時計や大理石などを継承しながら、地域住民の生活ニーズを満たすバラエティ豊かな約100店舗を揃えた。

 入居階数は示されていないが、12月17日の同社発表資料では、100店舗のうち71店舗が明らかとなった。

 「ファッション・雑貨・その他」カテゴリーでは、西松屋(ベビー用品)、ノジマ(家電)、ムラサキスポーツ(スポーツ用品)、ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(アパレル)などが出店。

 一方、「スーパー・食物販」関連では、成城石井(スーパー)、RF1/神戸コロッケ(洋惣菜)、カルディコーヒーファーム (コーヒー豆・輸入食品)、ビアードパパの作り立て工房(シュークリーム)などが出店するほか、フードコートスペースには、ゴンチャ(ティーカフェ)やサーティワンアイスクリームが入る見込みだ。

 フロアは大きく三構成となっており、地下1階は「食料品・フードコート」。スーパーマーケットを始め、生鮮食品やグロッサリー、地方物産など、和洋中の惣菜からスイーツまでを揃える。

 1〜3階は「デイリーセレクト」。日常使いのアイテムはもちろん、高感度なアイテムが揃うセレクトショップまで、多様なお客のニーズに応えるファッションとビューティー&雑貨、ライフスタイルショップが集う。

 4〜8階は大型専門店が中心。あらゆる世代に対応する住関連のテナントが入居する予定だ。