イオンモールは5月8日、東京都八王子市で開発中の「(仮称)八王子インター チェンジ北」B街区の建築工事に着手した 。
本計画はA街区とB街区から成る八王子北部の複合商業施設開発。広域交通の要衝、高速道路のICに近接という特性を活かし、シネマコンプレックス、ライフスタイル提案型店舗、飲食店などを導入する。
昨年5月に着工したA街区(敷地面積約6万5000㎡)には、地上6階建ての商業機能のほか、地上4階建てのイオンネクストの顧客フルフィルメントセンタ ー(CFC)も導入する。CFCは、イオンのネットスーパー「グリーンビーンズ」専用の物流センターで、最新のAIとロボットの導入により、最大5万品目の中から6分間で50品目の商品をピッキングできる。同CFCの稼働により、グリーンビーンズのサービスの展開エリアが東京西部や神奈川県にも拡大する予定だ。
一方、今回着工のB地区(同約2万9000㎡)には地上3階建ての商業施設を設立する。施設の中心には広場を設け、地元の行事や道の駅と連携したイベントの開催など、地域の人々が集う公園としての機能を提供する。なお、商業施設の開業は来春、CFCの稼働は来秋をそれぞれ予定している。