クスリのアオキホールディングスは1月以降、プロセスセンター(PC)を続々稼働させる。
1月に地元石川県白山市に惣菜PC、香川県坂出市に高松青果PCを稼働させ、3月上旬には白山市にも青果PCを立ち上げる。白山市内ではすでに精肉PCを稼働させており、青果PCも精肉PCと同じ建屋内と見られる。
高松青果PCのほうは、周囲にイオン四国ロジスティクスセンターやフジの畜産PC、レデイ薬局のチルドセンターが立ち並ぶ、イオングループの物流拠点集積地そばとなる。
アオキはフード&ドラッグ業態の確立に注力しており、東北から四国に至るまで食品スーパーの買収により、生鮮強化のための人材やノウハウの獲得に動いている。PCの稼働により生鮮の自前化が進めば商品の差別化とともに利益率も引き上がりそうだ。