ファミリーマートの2025年2月期上期の連結決算は当期利益(純利益)が前年同期比97.8%増の654億円だった。中国事業再編に伴う一過性利益316億円が数字を押し上げた。特別利益の影響を除くと、当期利益は2%増の338億円だった。パンやスイーツなどのヒットに加え、PBの衣料品、「ファミマル」商品の好調で既存店が伸長した。また、リテールメディアの利益も寄与した。

 営業収益は1.4%減の2575億円だったが、前年に譲渡した子会社の売り上げ約70億円を除くと30億円程度の増収だった。既存店日販は客数・客単価ともに伸び、2.7%増。全店平均日販は57万3000円と、前年同期から1万1000円上昇し、同期間で過去最高を更新した。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから