300坪のEDLP店で高齢化、過疎化に対応

 北陸の雄、アルビスが新業態の展開を開始した。今年3月、石川県に「アルビスくらす」の店名で、売り場面積300坪、半径3km圏内を対象とする小商圏型店舗を2店オープン。金沢市のアルビス泉が丘中央店、河北郡の同内灘店(冒頭写真)を改装したものだ。

 両店はもともと300坪であったが、改装後は完全にEDLPに移行。これがアルビス業態との最大の違いだ。そのため日替わりチラシ、水土日曜の5倍ポイント、レシートクーポンの特売をすべて廃止。また刺身、寿司、揚げ物などの店内加工は維持しているが、加工食品・日配品のアイテム数を約4割削減してローコストオペレーションを実現。「毎日安くておいしい地域の便利店」をコンセプトとする店舗を構築している。

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