――20年4月の社長就任からコロナ禍を経て丸4年が経ちました。5年目以降はどんなことに取り組んでいきますか。
赤尾 18年ぐらいまではSKUが減少傾向だったので、「1カ月、セコマだけで生活できる品揃え」を目指してSKUを増やしたことが、コロナ禍では支持を高める要因になりました。今後は生鮮をさらに増やしていくため、いろいろな実験を店舗で行っています。また、生鮮も含めて冷凍食品の強化もしていきたいですね。オリジナル商品の拡充に加えて、まずはNBを中心に品揃えを増やしていくことで、特に地方の高齢者などの買い物ニーズに応えたい。店舗からも冷食を増やしてほしいという声は多いです。