コロナ3年目で見えてきた明るい兆し

 コンビニ復活なるか。コロナの大打撃を受け、変化対応を続けること2年。コンビニ業界にようやく明るい兆しが見え始めた。3月は数字を開示しているセブンイレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップの4社が既存店日販の前年比をクリア。続く4月も大手3社はクリア。5月もコロナ後初めての規制のないゴールデンウィークを迎え、人の動きが活発化したことから、「売り上げは好調」と語る企業が少なくない。

 もう一つの明るい兆しは、コンビニ各社から再成長に向けた方針が示されたことだ。2021年度決算では、セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップの3社が先々の方針を発表。昨年一足早く25年に向けた計画を発表したローソンと合わせて、各社の政策が出揃った。

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