「生」で跳ねたパンを筆頭に定番カテゴリーを継続強化

 コッペパンの常識を変えた。そんなファミリーマートのヒット商品と言えば「生コッペパン」シリーズだ。昨年2月に発売するや否や、1年足らずで累計販売数は1億2000万食を達成。日経トレンディの「2023年ヒット商品」にも名を連ねるなど、今やファミリーマートを代表する人気商品となっている。

 定番商品の継続強化。ファミリーマートが進める商品戦略の基本方針だ。生コッペパンの取り組みもその一つ。同商品の開発の背景について、島田奈奈執行役員商品本部長は、「誰もが知っている定番アイテムを、時流や今のお客様の嗜好に合わせて進化させられるか。それが目下の商品開発のテーマだが、それが非常にうまくいったのが今回のケース。だからこそ、ここまでの大ヒットにつながった」と自信を見せる。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから