香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントがクスリのアオキホールディングス(HD)の株式を買い増し、保有割合を9.67%まで高めたことがわかった。オアシスが5月21日に提出した変更報告書によると、同月9日から14日にかけて、主に市場外で取得した。先週16日にも、オアシスがクスリのアオキ株を6.83%まで買い増したことが明らかになったばかり。
また、オアシスはアインHDの株式保有も14.89%まで高めている。過去には13%を保有するツルハHDに対して株主提案を行い、すべて否決された後にイオンにツルハ株を売却。ツルハHDとウエルシアHDの経営統合のきっかけとなった存在として注目されているだけに、再びドラッグストア業界の再編につながる動きもありそうだ。