ローソンは5月14日から順次、全国のマチカフェ展開店舗で、「コーヒー」および「カフェラテ」の濃さを「濃いめ」「ふつう」「軽め」の3段階から選べるようにする。カフェラテの濃さを選べるサービスを導入するのは、コンビニで初めて。

 セルフマシンの場合、お客は画面でホット/アイスを選択し、メニューとサイズを決定した後に濃さを選べる。セルフマシン未設置店では、レジでの注文時に店員が要望を聞いて対応する。

 現在、ローソンはコーヒーSサイズを税込120円、カフェラテMサイズを198円で販売しているが、濃さを変えても商品の価格は変わらない。

 ローソンは2011年からマチカフェを始め、4月末時点で1万3695店で展開している。コーヒーの濃さの選択はセブンイレブンがいち早く3段階から選べるようにしたほか、ファミリーマートでも濃いめが選べるようになっているが、カフェラテではこれまで実施する店がなかった。ローソンはロゴマークが「ミルク缶」であることもあり、これまでもマチカフェのカフェラテは生乳100%使用、ミルクの甘みを引き立たせるために少し低めの温度で提供するなどこだわりを打ち出してきた。ここへ来て一段の差別化に乗り出した形だ。