ローソンは3月24日、弁当や麺類・惣菜・サンドイッチなどのチルド・定温商品の店舗配送を全店で1日2回にすると発表した。
今年12月から来年3月にかけて、深夜時間帯・朝・午後の3回に分けて行っているチルド・定温商品の配送を深夜~早朝・午後の2回へ、エリアごとに順次全国で切り替えていく計画。配送体制の切り替えで、CO2排出量の約8%削減を見込むほか、物流の2024年問題への対応やコスト抑制につなげる。
ローソンでは21年からAIによる配送ルートの最適化を開始し、現在は東北、関東、中部、近畿、中四国に対象エリアを拡大。22年からは全国に約100カ所ある配送拠点の再編を進めており、配送効率を高める取り組みを推進している。
今後、常温商品や冷凍商品の配送についても効率化を進め、さらなる環境負荷軽減と安定的な供給体制の強化を図る。