オークワは3月26日、2026年度を最終年度とする中期経営計画を発表した。
同社は22年4月に、24年度末までの中期経営計画を掲げている(目標:24年度末営業収益2700億円、経常利益65億円)。だが、エネルギー価格や原材料の高騰などの影響を受け、ROEが株主資本コストを大幅に下回っており、ROEやEPS(1株あたり純利益)についても「市場からの期待に応えられておらず」(オークワ)、PBR(株価純資産倍率)が0.5%前後で推移する状況が続いている。
この結果を踏まえ、オークワは新たに24~26年度の3カ年の新中期経営計画を発表。26年度の経営目標は営業収益2900億円、営業利益70億円、当期利益37億円、ROE5%。中長期的には営業収益3000億円、営業利益100億円、ROE8%を目指す。