オークワは12月8日、和歌山市の神前店を改装オープンする。
同店は2001年に開業。04年にプライスカット業態に転換していたが、この度再度レギュラー店にリニューアルする。周囲1.5kmにはラ・ムー、業務スーパー、エバグリーンなどの安売り業態が多いことから、価格対抗からむしろ差別化に舵を切ったとみられる。
改装のコンセプトは、オークワならではの「低価格・良品質・安全・安心」をキーワードに、毎日の買い物に「楽しさ・驚き・感動」を提案することだ。
新たな取り組みとして、鮮魚売り場で魚屋の寿司を導入する。また品揃えの幅を増やし、惣菜売り場では定番品のほか、和風惣菜の「オーク和デリ」や子供に人気の「チーズデリ」を打ち出す。
冷凍リーチインケースを増やし、冷凍食品の商品数を約3倍に拡大する。精肉売り場での冷凍肉の展開も広げる。またグミなどのトレンドアイテムを充実させ、選ぶ楽しさを提案する。
そのほか、セミセルフ・フルセルフレジの活用で、お客の待ち時間削減、レジ要員の人時削減を図る。