イトーヨーカ堂は2月15日、アダストリアから衣料品の供給を受けて試験販売を始めた。

 ブランド名は「FOUND GOOD」(ファウンドグッド)。30~40代のファミリー層をターゲットに据えており、メンズ、ウィメンズ、キッズ、雑貨を展開する。

 同日から木場店、四つ木店、東村山店(いずれも東京)、立場店、上永谷店(いずれも神奈川)で、17日から武蔵境店(東京)、武蔵小杉駅前店(神奈川)、アリオ蘇我店(千葉)、静岡店(静岡)で販売を始めた。複数の売り場パターンで64店まで導入を広げ、数カ月の売れ行きを見て、今後の展開を判断する。

 ヨーカ堂は上流工程から関わる自主アパレルをやめる一方、「ギャローリア」や「ケント」などの仕入れ商品は販売を続ける方針。ファウンドグッドもこれらブランドと同じ位置づけとなる。

 アダストリアからの商品供給では、同じGMSのイズミが30~40代向けの「SHUCA」(シュカ)を展開している。

(画像はファウンドグッドのインスタグラムより)