9SKUを投入し前年比110%を目指す

 フマキラーが園芸初心者に向けた商品開発を強化し、園芸人口の拡大に努めている。

 2023年の園芸薬品市場は、コロナ5類移行に伴い、約3年続いた巣ごもり需要が沈静化。市場規模は約500億円、前年度比99%で着地の見込みだ。一方、コロナ前の19度年比では114%と大きく伸長しており、今後はコロナ下で獲得した園芸利用者の継続利用に加え、シニアの年齢層となり園芸人口の拡大が見込める団塊ジュニアの獲得が求められている。

 こうした中で注目されるのが市場を底上げしている除草剤カテゴリーだ。フマキラーでも同様、23年度は、除草剤カテゴリーが好調に推移。同社の「除草王」シリーズは、液体、粒剤ともに17年からの6年連続で伸び率№1を獲得している。

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