サンスターは10月16日、主力ブランド「G・U・M(ガム)」と「Ora2(オーラツー)」の年末年始施策について発表した。 2022年のオーラルケアの市場規模は3413億円で前年から拡大。とくに売上構成比が高いハミガキは、18年比で13%の伸びとなった。中でも歯周病や美白ケアなどパーソナルな悩みに向けた高単価商材が成長を牽引。年代別の平均購入単価では、歯周病や歯茎の健康への予防意識の高まる50代以上の購入単価がアップした。こうした状況を受け、サンスターでは、歯周病予防や口腔ケアの重要性を消費者に訴求。

 ガムではハミガキの需要が高まる年末年始に向けて強化商品を2品用意し、高機能化を伝えていく。まず一つ目は、昨年発売した歯周病ケア「ガム・プラス」シリーズだ。ユーザーの認知が高い「歯周病菌の増殖まで抑える」機能をテレビCMや店頭POPで訴求することで顧客拡大を狙う。二つ目は、今年9月に発売したハグキケア「ガム・ハグキラボ」シリーズだ。ハグキラボはハグキのためのサンスター独自処方であることを売り場でアピールする。

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