9月中旬に全国の食品スーパーなどで販売された駅弁を食べた消費者が体調不良を訴えていた問題で、八戸市保健所は9月23日、駅弁が原因の食中毒と断定し、製造した吉田屋に対し行政処分を行ったと発表した。

 対象は9月15日、16日に製造された弁当で、患者からは黄色ブドウ球菌、セレウス菌が確認された。これを受け、23日付で同社に対し営業禁止命令を行った。今後、原因の特定を進めるという。23日時点で食中毒の患者は計270人に上っている。