少子高齢化で近場ニーズはもっと高まる

 ――50周年にあたり、社会課題の解決を経営戦略の一つとして打ち出しました。その狙いは。

 永松 私どもこの50年で全ての都道府県に2万1000店以上のお店を出させていただきました。今では1日に2000万人のお客様にご来店いただいており、社会のインフラという言われ方もするようになっています。ただこの先の50年を考えてみますと、日本を取り巻く環境は少子高齢化、人口減少に代表されるような社会課題が多くありますよね。そうしたときに、改めて我々の役割とは何か、商売を通じて社会課題解決の一助になることが必要なんではないかと考えたんですね。そこで健康、地域、環境、人財の四つのビジョンを通じて、「明日の笑顔を共に創る」ということを私どもの目指す姿に掲げたんです。

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