一時期落ち込んでいた良品計画の業績が好転している。2023年8月期第3四半期(3~5月)の連結業績が大方の予想を超える増収増益だったこともあり、7月7日決算発表翌日の株価がストップ高に跳ね上がった。四半期ベースの増益は21年6~8月以来、7四半期ぶりのことだ。

 好業績の要因は国内外の出店が順調に進み、売り上げが伸長したこと、海外事業では特に中国が昨年のゼロコロナ政策の反動で売上高が急回復したこと、今年1月と2月に国内無印良品の一部商品を値上げに踏み切り、売上総利益率が改善したことなどによる。

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