小売業の独自性を強化するPB、留め型商品を開発
4月25日、「冷やして食べるとろけるクリームパン出雲抹茶」が、全国のファミリーマートで発売された。食品製造プラットフォーム「FOOVEST」を運営するukka(ウッカ)が、広島県の製パン業者八天堂と連携し、企画・開発した商品だ。八天堂のカスタードクリームと、お茶の老舗桃翠園の出雲抹茶を組み合わせた商品で、桃翠園の出雲抹茶は、生産量が少なく希少性とオリジナリティーが高い。豊かな香りと甘みがありながらさっぱりとした後口が特徴という。
続いて5月9日、東日本を中心に1都14県で135店舗のスーパーマーケット(SM)を展開するベイシアで、「別海のおいしい牛乳使用くりーむマフィン」が発売された。「別海のおいしい牛乳使用くりーむパン」(冒頭写真)に続く第2弾。これらもウッカがベイシア、八天堂と組み、北海道別海町の厳選酪農家が生産する「別海のおいしい牛乳」を使用して開発した。濃厚で深いコクのある上品な味わいのマフィンに仕立て上げた。