オーケーは今秋、銀座店(東京都中央区)をオープンする。中央区への出店は初となる。

 「ファーストリテイリングから出店の声がけがあった」(広報)という今回の出店先は、ユニクロのグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」やジーユー、PLST、Theoryなどが展開するほか、昨年4月に大創産業の「ダイソー」と300円均一の「スリーピー」、「スタンダードプロダクツ」の3ブランドが出店したマロニエゲート銀座2(冒頭写真)の地下1階と2階。2フロアを合わせた売り場面積は600坪を超える予定だ。周囲の近隣住民や飲食店の需要のほか、買い物客や仕事帰りの人などの幅広い層の利用を目指す。

 銀座への出店により、知名度やブランド力の向上が期待される。また「海外出店も含めた布石か」との問いに対し、広報は「現時点で海外出店の計画はない」としつつも、「銀座には海外からの観光客の方々も多くいらっしゃるので、そうした方々にも買い物をお楽しみいただけるのではないかと考えている」と回答。昨年出店した浅草店では海外からの観光客数増加に伴い、利用も増えているという。

(5月22日、オーケーからの回答を踏まえ加筆編集しました)