日本アクセスは3月から、近畿フローズンマザー物流センター(大阪市此花区)の稼働を開始した。近畿エリア内汎用センター10拠点とTPLセンター2拠点への納品が対象。

 同社は、フローズン業界が手荷役などによる長時間作業が一般化していることに加え、納品車両の待機やドライバー不足など冷凍物流全体の課題解決に向けて一貫パレチゼーションを推進してきた。2022年1月に課題解決の取り組みの拠点とて、関東フローズンマザー物流センター(さいたま市岩槻区)を新設。エリア内の仕入機能を集約し、生産・販売計画を共有するほか、車両単位・パレット単位での発注で一貫パレチゼーションを促すことで、納品業務の効率化とCO2削減を実現しているという。

 今後、関東エリアと近畿エリアを含め、第8次中期経営計画中に全国6エリアへの展開を予定しており、冷凍業界全体での一貫パレチゼーションを実現させる計画だ。