イオンは3月16日、PB「トップバリュ」を大幅に刷新すると発表した。今期は全商品の約50%にあたる2500品目が新商品とリニューアル品で、売上高1兆円を目指す。

 長年、トップバリュは付加価値型の「グリーンアイ」「セレクト」、NBと同等の品質で価格は安いメインストリーム、低価格が売りの「ベストプライス」の3層構造をとってきた。このブランド体系を大きく見直す。

 セレクトをメインストリームに統合し、グリーンアイ、メインストリーム、ベストプライスの三つの柱として、それぞれにブランドタグラインを新設。グリーンアイは「もっと安心、もっとやさしく」で、ナチュラルやオーガニックなどの自然配慮、持続可能性に貢献する商品づくりを進める。メインストリームは「さあ、ワクワクするほうへ!」として、おいしさと食の楽しさや驚き、使い心地とかっこよさなど、NBにはない価値を提供する。ベストプライスは「今日も明日も、ほしいもの」で、NB以上の品質と低価格を引き続き売りとする。

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