自社アプリで行っていた販促をアイイオンに完全移行

 イオングループの中でいち早くiAEON(アイイオン)を導入したダイエーが成果を上げている。アプリ販促の切り替えに伴い、店舗の売り場づくりやオペレーションといった商売のやり方そのものを見直すことで、デジタル施策と現場が連動する好循環を生み出したのだ。伊藤秀樹取締役ICT戦略本部長は、「最も効果が出ているのはずばり単価。アイイオンのクーポンでお買い物されるお客様の月間トータル単価の上がり方はものすごい」と足元の実績に言及。新たな「簡単」「便利」「お得」の提供が、お客の評価にも結びついているという。

 ダイエーは2022年6月にアイイオンを全店で利用開始した。同年9月には、これまでダイエー公式アプリで展開してきた「55歳以上なら5%オフ」「いつでも誰でも3%オフ」の企画を終了し、クーポン販促を本格的にアイイオンに切り替えた。

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