ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(以下USMH)は1月11日、2023年2月期業績予想を下方修正した。
営業収益は前回予想から70億円減少の7140億円、営業利益は70億円減の80億円、経常利益は68億6000万円減の83億円、当期純利益は45億円減の15億円とした。
売上総利益高が想定に対し35億円下回る見込みとなったほか、コスト面では人件費などで14億円を軽減する一方、電気代が25億円の超過と想定を大幅に上回る見通しとなったことを受け、下方修正を余儀なくされた。
また同日にはマルエツが7割を出資している中国事業会社の丸悦(香港)の売却も発表した。同社は12年に蘇寧電器(当時)との合弁で設立。10年間の合弁契約の期限を迎え、今後の方向性を検討し、中国事業からの撤退を決めた。株式は華潤万家に売却し、マルエツは国内事業に経営資源を集中させるとしている。