ビオセボンを初導入、25SKUを展開

 マルエツが3年ぶりに開業した高質業態「リンコス」でこだわりMDを打ち出した。3月17日にオープンしたリンコス白金ザ・スカイ店(東京都港区)は、今年2月に竣工した地上45階建ての高層マンション1階に出店。白金高輪駅から徒歩5分の立地で、300m商圏には5769世帯、9444人が居住し、人口構成比では25~44歳が高い。世帯年収1000万円以上の高所得層が多い地域柄を反映し、周辺にはクイーンズ伊勢丹白金高輪店、ピーコックストア高輪魚籃坂店などがある。これら競合との差別化として、こだわりMDを強化している。

 その最大の特徴が初の取り組みとなるビオセボン商品の導入だ。専用スペースを設置し、フランスのコーヒー「デスティナシオン」やドイツの紅茶「ジャストティー」など、嗜好品を中心に25SKUを同店独自の価格で販売する。今後、各商品の売れ行きを検証し、他店へ拡大する計画だ。

リンコス白金ザ・スカイ店から初導入のビオセボンコーナー
デスティナシオン
ジャストティー

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