今年はメーカーの販促費争奪戦が激化するのは間違いない。その契機となるのが、Zホールディングス(HD)傘下の3社が3月よりスタートさせる新たな販促施策「LINE・ヤフージャパン・PayPay(ペイペイ)マイレージ」だ。

 広告主はメーカーで、消費者が対象商品をオンライン(ECサイト)、もしくはペイペイ経由でオフライン(リアル店舗)のどちらで購入しても購入金額(マイレージ)が蓄積され、一定金額に達するとペイペイポイントが付与されるなどの特典を受けられる仕組み。現状、オンラインはヤフーが運営するヤフーショッピングで、オフラインはこのマイレージ販促に参加する小売業が対象となり、12月13日に開催された説明会当日には、ディスカウンターのオーケー、ドラッグストアのウエルシア、ツルハ、サンドラッグ、スギが発表された。参加にコストはかからないが、POSデータを提供する必要がある。

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