トライアルホールディングス傘下のトライアルカンパニーは10月25日、AIカメラを活用した24時間顔認証決済の実証実験を「TRIAL GO 曰佐店」(福岡市、冒頭写真)で開始すると発表した。
トライアルで一般初導入となる24時間顔認証決済はセルフレジ決済に対応。顔認証時の年齢確認が不要で夜間の酒類の購入が可能だ。今年4月に発表され、TRIAL GO脇田店(福岡県宮若市)において関係者限定で運用を開始。トライアル社員に加え、メーカー各社、宮若市社員など総勢約250名が利用し、問題なく運用できることが立証されたという。利用者から商品購入時の時間短縮や夜間の買い物時の利便性が良いといった声が上がったことから今回の一般導入が決まった。
曰佐店では顔登録カメラを2台、顔認証カメラは8台導入。18歳以上であれば店頭での登録後は誰でも利用が可能となる。今後、他店舗への導入拡大を目指し、曰佐店で得られたデータの活用・分析を進め、最終的な一般普及に向けたプロダクトのバージョンアップを進めていく方針だ。