2次入札でファンドは3社に絞り込まれた模様

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下の、そごう・西武の売却交渉が大詰めを迎えている。焦点となっているのが、百貨店を存続した形での売却か、基幹店舗に家電量販店を入れて形は変えるが商業を残すか、それとも、ターミナル駅に隣接した優良資産として見て不動産の資産価値を評価して事実上の百貨店解体になるのかどうかだ。その行方によって、そごう・西武の歴史と従業員の人生も大きく変わる。7月上旬にも流れが決まると言われているが、6月に入り、金融機関から驚くべき情報が飛び交っている。「結末次第で、日本のメガ百貨店がすべて三菱系になる。カギを握っているのが三菱UFJモルガン・スタンレー証券なのだ」という。

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