持ち直し基調続くも夜間の客足が鈍い外食

 6月は前月に引き続き人流が復調傾向にあったことから、百貨店、コンビニ、外食などのコロナ不況業種で売り上げの改善が見られた。

 百貨店は取り上げた5社が揃って前年実績をクリアした。2019年の水準を上回った企業はなかったものの、三越伊勢丹、高島屋、阪急阪神はコロナ前比参考値のマイナスを1桁台にまで縮小しており、完全回復が目前だ。引き続き売り上げを牽引するのはラグジュアリーブランドだが、今年の6月は梅雨明けが早く猛暑だったことから、下旬以降、日傘、帽子などの猛暑対策商品も好調だった。

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