新規感染者が過去最多に「まん防」の発令相次ぐ

 コロナ第6波が過去最大の勢いで広がっている。猛威を振るうのはデルタ型から置き換わった新たな変異型「オミクロン型」だ。重症化のリスクは低いとされるが、感染力の強さは別次元。医療従事者らエッセンシャルワーカーが感染者や濃厚接触者になるケースも相次ぎ、長期間の業務離脱に伴う社会基盤そのものへの影響が懸念されている。

 オミクロン型感染が国内で初めて確認されたのは昨年11月。それからしばらく各地で数人程度の感染が継続的に報告されていたが、年末年始にかけて一気に拡大した。1月4日に国内の新規感染者が1000人を超えたかと思えば、12日には1万人超え、14日には2万人超え、18日には3万人を超えて過去最多を記録した。1月22日現在も初の5万人を超えて5日連続で最多を更新している状況だ。

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