子育て世代の集客を狙い住居関連売り場を刷新
FC事業活用で売り場の魅力を向上させる。ライフスタイルのトレンドを見極め、伸びるカテゴリーを強化する。イズミがGMS改革で掲げる基本方針だ。「ゆめタウン下松」（山口県下松市）は、この方針に基づく売り場の活性化で成果を上げている。
ゆめタウン下松は、2018年10月、西友の「ザ・モール周南店」を改修して開業したGMSと専門店から成るショッピングセンター（SC）。1階が食品、2階が衣料品、3階が住居関連品、4階がクリニックや教室の4層構造。19年2月に1階のフードコートを刷新したのに続き、昨年12月には、3階の住居関連売り場の大改装を実施した。開業後3年で大改装をしたのは、「西友から引き継いだ時、直営の売り場は大きく変更したが、専門店ゾーンは契約の関係もあり、変えられていなかったため」（勝本忍店長）で、契約更新を機に大改装を行った。
