働き手に優しい作業改善を進める

 店内に一歩足を踏み入れて目につくのは、広々とした通路。左手側面は棚3段に分かれ、新鮮な野菜、果物が並ぶ。武骨な小型DSのイメージを一新、食品スーパー(SM)と比較して見劣りしない小ぎれいな店内を見せるのは、ビッグ・エー花畑店(東京・足立区)だ。開店から15年経つ花畑店を昨年9月に改装。2021年3月に経営統合したアコレとともに目指す、次世代型DSのモデル店へと仕上げた。

 店内に四つあった島(売り場)は、バックヤードを縮小するなど工夫を凝らし3島に。通路幅を広げ、商品も見やすくし、杖をつく、カートに頼る高齢者の買い物がしやすい店にした。実際お客の買い回り、滞留時間も増え、買い上げ点数が上がる効果も得た。ビッグ・エー、アコレの今後の改装店、新店では、SMに負けない快適さ、買い回りの良さを追求していくこととなる。

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