伊藤忠商事は4月5日、米国大手スポーツ用品ブランド「アンダーアーマー」の日本総代理店として1998年から事業を展開しているドームの発行済み株式の過半数を取得すると発表した。今後、ドームは米国アンダーアーマーと伊藤忠商事の2社で経営する。
伊藤忠商事は、中計経営計画「Brand-new Deal 2023」の基本方針の一つとして「『マーケットイン』による事業変革」を掲げている。繊維事業ではスポーツ関連ビジネスのさらなる拡大を重点戦略の一つと位置付けており、今後は伊藤忠商事の幅広い知見やネットワークを活用し、ドームの業容拡大と企業価値の向上を図るという。