コロナ後のニーズに対応した新カテゴリーを開拓
「2025年度に20年度比で売上高5倍」――。ローソンが異次元の目標を掲げ、冷凍食品で新戦略を打ち出す。ニーズの変化に合わせた商品開発を強化し、今までなかったカテゴリーにも積極的にチャレンジ。おいしさ、利便性を追求することはもちろん、「ローソンらしさ」を価値として付加しながら、差別化と新客の取り込みを図る。また、拡充した品揃えを店頭で表現すべく、21年度中に5000店を改装。陳列商品数を従来の約2倍となる約110品に増やす。「とにかくものすごく可能性のある分野なので、やりたいことがてんこ盛り。これからいろんな種を植えながら成長を加速させていく」と商品本部 デリカ・FF部の林洋一郎シニアマーチャンダイザー(SMD)は意気込みを語る。