統合による規模拡大で実現したコーセーとのPB開発

「おかげさまで売れ行きは絶好調」。マツキヨココカラ&カンパニーの松本清雄社長が手応えを口にしたのは、11月11日に発売されたPB「RECiPEO(レシピオ)」のこと。統合会社の共同開発PB第1号となったこの商品は、敏感肌用のスキンケア化粧品で、クレンジング、化粧水、美容液などの6品目で構成。花粉やPM2.5、マスクによる肌荒れなど、現代の肌ストレスに対応したもので、海外での販売も視野に入れている。

 もともとマツキヨがコロナ前から企画し、商品規格から原料の調達まで踏み込んで開発を進めていたが、ココカラとの経営統合により販売規模が従来の倍近くに拡大することからコーセーとの共同開発に発展、商品化が実現した。まさに、統合による経営規模拡大が生んだ象徴的な商品といえる。

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