ココカラの収益が改善デジタル販促も同時に実施

 調剤併設に食品強化。同業、異業種を含め競争が激化、ドラッグストアのあり方が改めて問われる中で、売上高首位のウエマツキヨとココカラの統合効果が着実に出始めた。2022年11月14日に発表された、マツキヨココカラ&カンパニーの第2四半期決算(23年3月期)はココカラとの統合により、売上高4650億7500万円で前期比67.9%増、営業利益283億2200万円で同81.5%増、経常利益306億3500万円で同84.8%増の増収増益となった。

 同時に通期業績の上方修正がなされ、売上高は9500億円で変わらないが、営業利益は578億円で48億円、経常利益は621億円で51億円の増額になるという。リリースには、「天候に恵まれシーズン品が好調に推移、経営統合によるシナジー向上に取り組みKPI(重要業績評価指標)管理による収益改善などが寄与した」とあるが、松本清雄社長は、「(経営統合後)ココカラがよくなってきたことに尽きる」と明言する。

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