関西スーパーマーケットとH2Oリテイリングの経営統合をめぐり、10月29日に開催された臨時株主総会の決議の詳細が明らかになった。
11月4日に提出された臨時報告書によると、第1号議案の関西スーパーとイズミヤ、阪急オアシスの株式交換については、賛成が66.68%(17万9876個)、反対が26.69%(7万1995個)、棄権が6.63%(1万7873個)だった。
第2号議案の関西スーパーの吸収分割契約については賛成が66.71%、第3号議案の商号変更を含む定款変更は賛成が66.74%だった。三つの議案ともに、出席した株主の議決権の3分の2(66.66%)以上の賛成が求められていただけに、いずれも僅差での可決となった。
また第4号議案の、SM3社の親会社となる関西フードマーケットの取締役選任について、関西スーパーの福谷耕治社長への賛成割合は66.02%だった。こちらは可決要件が議決権の過半数の賛成で、可決された。